GISつれづれ第1回:コラム始めました。

GISに関して私が日々考えていることを書かせていただければと思います。

あくまでも個人的な見解ですのでこれはNPO全体の考えではないことをお断りさせていただきます。できれば皆様の屈託のないご意見をお聞かせいただければ幸いです。

 

第1回はGISのSについての見解を書かせていただきたいと思います。

従来のGISはGeographic Information Systemであり、GISは装置でした。近代的なGISは磁気記憶装置の中で動くものですので、地図をパソコン上で表示できる仕組みが特殊だと感じていた時代(時期)を反映していたものだと思われます。

 

時代の進歩とともにカーナビゲーションシステムの普及、Web地図コンテンツの充実を経て、GISは特殊な機器環境でなくとも動作が可能になり、装置という意味は希薄になったと思います。それと同時にSystemの意味は仕組み、手法・手段といった解釈が色濃くなりました。地図をパソコン上で閲覧し、表示されている属性等を閲覧できる仕組みが広い意味のGISの説明になってきました。

 

前述の広義のGISは、世の中で当たり前のように地図コンテンツが利用されている昨今、消えつつある言葉になっています。いわゆる地図システムや地図台帳といった手軽な呼び名に変わりつつあります。GISがこの学術用語呼び方を意識することがなくさまざまなシーンで使用されていることを反映した時代の流れであるのであれば、ある意味喜ばしいことかもしれません。

 

ただし学術的に現在認識されているGISはScienceとされていることが多く、高度なGISによる分析等が広義のGISとはまた別の流れで新たなニーズとして存在していると思われます。

次回はSystemのScienceのGISそれぞれの利用について書きたいと思います。